誘惑や欲望に打ち勝つ技術~横浜心療内科コラム

こんにちは、ゆうきゆうです。

勉強や仕事をするとき

なかなか集中できなかったり
だらだらしてしまったり
誘惑に負けてしまったり

といった経験をされたことのある方は多いと思います。

これらを防ぐ方法として、個人的に一番おすすめなのが
もっと「ケチ」になるということです。

なぜ、「ケチ」になることが効果的なのか、お話して行きましょう。

ちょっとした欲望を感じたとき、皆さんはその欲望をすぐ満たしたくなってしまいますか?
買いたいと思ったらすぐ買う。
食べたいと思ったらすぐ食べる。

というように、欲望をすぐに叶えていると、どんどん欲望に負けやすくなってしまいます。

例えば勉強中に、お菓子を食べたくなって食べてしまったとします。
すると、水が飲みたい、水を飲んだらトイレに行きたい、と席を立ちます。
そして今度は本格的にごはんを食べたい、そしたらマンガも読みたい…と、エンドレスに欲望がわいてきて、それらを満たそうと行動してしまいます。
そうすると、もう勉強や仕事どころではなくなりますね。

ですので、欲望をかなえようと思った時は、必ず「ケチ」になってほしいのです。

例えば「お菓子食べたいな」と思ったら「1分後に食べよう」
そして「この1分の間は勉強しよう」と決めて「1分間勉強したら、その後で食べて(遊んで)いい」
と、一段階先延ばしにするのです。

このように、すべての欲望において「1分後にしよう」という先延ばしのクセをつけてください。
すると、流されるように欲望に負けていくことは減るでしょう。

これが1時間や2時間待て、と言われてしまうと
「そんなのヤダ!今すぐやりたい!」と思って欲望に走ってしまうこともあるかもしれません。
でも1分であれば、先延ばしにできない人はなかなかいないといます。
もし1分すらもダメ!というのなら、10秒でもいいです。
短くてもいいので、まずは先延ばしを意識してみてください。

犬にご飯を上げる前に「待て」としつけをしますね。
野性的な犬ですら「待て」できるのですから、人間だってちょっと先延ばしにするくらいできるはずです。
何か欲望を感じた場合は
「わかった。もちろんやってあげるけど、1分待て!」
と自分に言い聞かせる形で先延ばしを心がけてみましょう。

人間の心というのは筋肉と同じようなものです。
ダンベルを毎日練習していると鍛えられて、より重いものを持ち上げられたり、より多くの回数を持ち上げられたりしますね。
心も、同じように鍛えることができます。
「とりあえず1分でいいからガマンしよう」と毎日続けていくと、ちょっとしたことでは心が動じなくなっていきます。
そうすると1分だけでなく、5分10分という時間でもガマンできるようになります。

ですので、スタートは「10秒先延ばししよう」で構いません。
10秒が難しいなら1秒でもいいです。
毎日、欲望を叶える前に少しだけ先延ばしする、というクセをつけてみてください。

例えば勉強中に何か飲みたくなったら、
「よし、1分待て」「この1分間は勉強しよう」と唱えてみてください。
すると、1分経つ頃には「飲みたい」と思っていたことを忘れていたりします。
「今はもう、どうでもいいや」と欲望の価値が下がることもあり得ますね。
1分経っても欲望が忘れられなければ、その時は叶えてあげればいいでしょう。
より喜びが深まるのを実感していただけるはずです。

すぐ満たしても、少し待ったとしても欲望の満たし方は変わらないのに、なぜ喜びは変わるのでしょうか。
(水はいつ飲んでも同じ水ですし、お菓子はいつ食べても同じお菓子です)
これは、先延ばしにした分だけ「満たす」ことの価値が上がるからです。

これは、食べたい・飲みたい等の行為以外でも言えることです。
世の中には誘惑や欲望がたくさんありますね。
ネットをやりたい、好きな人からメッセージが来たらすぐ見たい。
これも「1分待て」です。
少しケチる=先延ばした後ゲットすることにより喜びは倍増するため、相手や好きなことへの気持ちも高まります。

何か参考になることがありましたら幸いです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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官越 いやし|ゆうメンタルクリニック横浜院

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