コロナを一瞬で治す治療法『Tu-ob』とは ~横浜心療内科コラム
こんにちは。ゆうきゆうです。
さて最近も変わらずオンライン英会話を続けています。
そして今回、例のごとくフィリピンの先生との話をします。
自分「最近、コロナ大変ですね」
先生「そうね」
自分「そちらは大丈夫ですか?」
先生「うん…。大丈夫! ただ、変わらず自粛要請は続いてて、週のうち三日しか外に出られないけど」
大変だなぁ、と思いました。
しかし。
少しの間があった後、先生は口を開きました。
先生「……」
自分「……」
先生「ねぇ、聞いてくれる?」
何が始まるのか。
先生「まずはフィリピン伝統の治療法『Tu-ob』について話しましょう」
何それ。
何で突然に治療法の話になるの。
先生「『Tu-ob』とは、お湯にジンジャーを入れて沸騰させ、毛布などをかぶってその蒸気を浴びることで発汗を促して病気を治す治療法」
うん。
たぶんサウナみたいな話なんだろうと思うけど、この流れでぜんぜん頭に入ってこない。
たぶんですが、完全な空想で再現すると、こんな感じなんだと思います。

話は戻ります。
自分「え、なんでその話を」
先生「フーッ(深呼吸)」
自分「……」
先生「数日前に熱が出まして」
うん。雲行きが怪しい。
先生「ノドも痛くなって、ちょっと息苦しくなって」
自分「……」
先生「そしたら家族にも同様の症状が出てて」
やばいですよね?
先生「そしたら『Tu-ob』やったら治った!」
え、大丈夫?
いや『Tu-ob』のスゴさとかで納得していいの? この話?
自分「病院とかに行かなかったんですか…?」
先生「行くワケがない。行って万一にも陽性だったら、みんなに悪く言われる」
ムラ社会。
でもいや、気持ちは分かる気がします。
もう何か、病気より恐ろしいのは人ではないかと。
ちなみにこの時 mock (からかう、悪く言う)という英単語を覚えました。
「mockされたくないから、コロナっぽくても病院に行かない」
などの英文で覚えましょう。
自分「あっ! いやでも、コロナじゃなかったのでは?」
先生「ちなみに、叔父さんがまったく同じ症状だったんだけど、
基礎疾患があったから、念のため病院に行ったの」
自分「うん…」
先生「フーーーーッ(長い深呼吸)」
自分「……」
先生「コロナだった」
だったかー。
何て言うか、これ、先生のカウンセリングみたいなものな気がする。
たぶん先生、周囲にこの話は言えないと思うんですよ。mockされちゃうわけですし。
だからこそ、一生関係性がないオンライン英会話で、生徒相手に話して発散してるんじゃないかと。
ある意味カウンセリングじゃないかと。
(ちなみに万一のことを考えて詳細は少し変えています)
そして先生は、笑いながら言っていました。
先生「でも今回のことで分かったの! コロナって普通の人が掛かっても、
『Tu-ob』程度で余裕で回復する!」
………。

これで。
先生「だから何か、週に三日しか外出禁止とかのレベルで自粛させられる必要ないと思う」
あくまで先生個人のご意見です。
何と言うか、また新たな知見を得た気がしまして、こちらに共有させていただきます。
色々な意味で早く収束したらいいなと思いつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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