「誹謗中傷は依存症!」精神科医が断言

誹謗中傷は依存症である

先日、テレビ番組「テラスハウス」出演女性が誹謗中傷にさらされて自殺してしまいました。
匿名で罪悪感なくできてしまう、ネット上の誹謗中傷行為が問題となっています。

これに対し精神科医のゆうきゆう先生は
「誹謗中傷は依存症になりうる」と警告を発しています。

スマイリーキクチ、ネットの中傷は「依存症」と私見(日刊スポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/041b7fc6346c828a5e7ec96007456929e9d1839c
(中傷犯は)他人を攻撃するあまりに自分の心が蝕まれていた

長期に渡り見覚えのない誹謗中傷にさらされてきたスマイリーキクチ氏は
「中傷を止められない人は中傷『依存症』のようだ」と語っています。

なぜ、誹謗中傷が依存対象となるのか、依存とはどのような状態をいうのか、また依存状態から抜け出すにはどうしたらよいかをゆうきゆう先生に伺いました。

―依存状態とは「やめられない」「行為がどんどんエスカレートする」ような状態ですよね?誹謗中傷がどうしてやめられず、エスカレートしてしまうのでしょうか?

ゆうきゆう先生(以下同じ)「相手を誹謗中傷すると『だれかを攻撃したい』という衝動を満たすことができます。
また相手を貶めて言うことで『自分が上になった』と優越感も抱きます。もちろん錯覚ですが。
すると脳内にドーパミンが放出されます。すると「快感」を抱くわけですね。その快感が忘れられず、つい中傷を繰り返してしまう。
しかしドーパミンは「慣れ」に弱い物質です。同じ刺激ではすぐに放出されづらくなります。
ですから快感を求めれば求めるほど、誹謗中傷がよりエスカレートしてしまうのです」

―「(誹謗中傷は)ストレス解消になる」という人もいますが?

「実は逆効果なのです。
過剰なドーパミンに慣れすぎると人は『こらえ性』がなくなってしまいます。些細なストレスにも敏感になり、ほんのちょっとした嫌なことも耐えられなくなってしまうのです。誹謗中傷がエスカレートすれば訴えられることもあるでしょう」

―自分が誹謗中傷に依存しているかどうかの基準はありますか?

「依存者にありがちな態度が2つあります。

  • 『否認』「自分はひどくは言っていない。悪く言ったつもりはない」など行為を認めない
  • 『正当化』「アイツは悪い奴だから仕方なくやってるんだ!」など

上述のように主張している場合、本人は依存状態に陥っていると判断して間違いないでしょう」

誹謗中傷への依存を辞めるにはどうしたらよいのでしょう?

「『どん底体験』を味わうことです。
たとえば仕事を失う、警察に捕まるなどの致命的失敗です。それで目が覚めて、依存から抜け出せる人もいます。
その前に何とかしたい人は『物理的にシャットアウト』する。
たとえばインターネットに接続できないようにしたり、特定のURLが見られないように設定したりするなどです。

しかし依存状態も重症になると、もし警察に捕まっても
「アイツは本当に悪い奴なんです!本当のことを言っているんです!」と「否認」や「正当化」を繰り返します。
もはや『どん底体験』さえも効果がないのです。

最終的にはメンタルクリニックでの処置が必要となるでしょう」


最初は気軽な気持ちで始めた一言が、自分の身を滅ぼしかねない危険性をはらんでいるとしたら…それでもあなたは誹謗中傷を続けますか?

官越 いやし|ゆうメンタルクリニック横浜院

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